久しぶり〜
こっちを、ずっとほったらかしにしてて忘れたんじゃね〜かって、感じでしたね。いや、忘れてはいなかったんですけど。←言い訳
画像は、ないんですけどちょっと、思いついたので書いてみるw
何れ、ちゃんと裏に改正して載せますけど。さわりだけw

見つめる

 かろんと、グラスの中で氷が崩れ琥珀色の液体の向こうに夜の闇夜を映し出した。

 昼間の言葉を思い出す。その言葉は、何時までも己の心に留まって熱を生み出して寝付けない。春にはまだ浅い夜更けに銀の髪が冷たい風に舞った。

「なぜ、あの娘を抱かなかったんだ?」
 幼馴染に言葉が心に刺さる。黙って娘を見送ったあの日から、籠もる熱ははけ口を求めてさ迷い歩き、何気ないその言葉に過剰に反応した。

 抱けるものなら…

 あんな男に渡しはしなかった。狭い透明の檻に閉じ込めて永遠に眺めて置けるならそうしたかった。そして、あのまだ誰にも開かれていない身体を衣服ごと引き裂いて己を埋め込んでしまいたかった。漏れる吐息と涙をその身ごと己のものにしてしまいたかった。

「ゼネテス、貴様何を言い出すのかと思えば・・・」
 レムオンの呆れたような反応に、ゼネテスは頭をざりざり掻くとレムオンに向き直り、真摯な眼差しを向けてきた。いつもこの男はこうだ、女にだらしがなく暗愚かと思えばそうでない、物事の芯を掴みとっさの機転も利く、だが雲のような風のような大人の男の魅力のある男。レムオンの持っていなかった何かを持つ男に、嘗ては酷く毛嫌いをしたものだった。
「お前さんが、如何思ってるかは知らんが…好きだったんだろ?たった一夜でも良いじゃあねぇか。誰も、お前さんたちを責めたりしなかったと思うぜ」
 男の言葉を静かに聞く。
【 2007/03/22 13:00 】

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