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涼しいかな。結構風も吹いてるし、窓開けてるだけで大丈夫のような気がします。 クーラー久々に止めてます。はぁ、電気代に優しい日だね。 そして、そうして休みぼけて何も思いつかない人がここに1人。
望むこと
つん。 「ロイ兄様。さっさと、荷物持ってきてください」 抑揚の無い声。冷たくそう言い放つ妹に何も逆らわず実の兄は、妹の分の荷物まで持たされた。 「くずくずしないでください」 「はい。はい」 その姿を見て、黒髪の男は頭に手をやり大きく溜息を付いた。 この男が、妹に甘いのは知ってた。しかし、これは行き過ぎではないかとセラは思う。妹に良い様に、命令されて荷物を背負うなど。 例え、どんなに借りがあろうとも兄は兄として毅然とした態度であるべきなのではないかと溜息が2重にも3重にも重なった。 「ロイ・・・」 親友の肩に手を掛け、じっと見る。 「何だい、セラ」 「お前は、あれに甘すぎる。少しは、怒ったらどうだ?」 ロイは、きょとんとしてセラを見返した。 「何で?」 「あれの分まで、荷物を持つな!妹に命令されるな!!」 情けなくなる・・・。 セラのそんな言葉に、ロイは笑って答えた。 「セラ〜。あの子の事を、あれなんて言わないで欲しいものだね。ちゃんと、名前で呼ぶなりしたあげないと・・・」 しかし、親友から返って来たのは素っ頓狂な言葉で・・・ 「ロイ〜!!!」 「うん?さて、行こうか。あの子を待たせてるしね」 ロイの言葉に、本日数十度目の溜息がセラから漏れた。それにしても、こんな妹甘甘の親友など見たくも無い。 しかし、ロイに言ったところでどうにもならないことは分かった。 ならば、妹に直接言うしか無しと、人心地ついた処で話を切り出してみた。
「うん?ロイ兄様にですか??」 ああ。と、言ったきり娘は、声も立てずに笑い出した。 「ほんとに、セラはロイ兄様がお好きなんですねぇ」 「何を言っている」 「いえ、そんなに気にしてもらって、ロイ兄様もお幸せですね」 その言葉に、照れ隠しかセラは、娘を冷たく睨みすえた。 「お前の態度は、酷すぎる。と言っているのが分からんのか?」 尚も、笑う娘に訳も分からず苛々する。
「だって、本人(奴隷)の望むことを叶えてやるのが妹(女王様)の勤めかと思いましてね」 娘の言葉に、ああ。と、セラは納得してその後、納得した自分が許せなくなったのは言うまでも無い
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